• ポイントキャンペーン

哲学者・中村雄二郎の仕事―“道化的モラリスト”の生き方と冒険

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 652p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901510677
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C1010

出版社内容情報

パスカル、西田哲学から、情念論、共通感覚、臨床の知、共振する宇宙の秘密まで、たゆむことなく新たな問題に挑戦し続けたその生き方と、真に独創的で奇跡的な哲学的冒険の全貌を、半生をかけて伴走した著者が描き切る。


序 章 “哲学者”とは

第一章 生きること、考えること―『哲学の現在』の意味
1 書いてほしかった最初の本
2 『哲学入門』をめぐって
3 『現在』と『入門』の違い
4 イメージと概念の結合
5 いつ発狂しても
6 「語る主体(シユジエ・パルラン)」の働き
7 共通感覚という媒介

第二章 哲学者の誕生
1 物理学から哲学へ
2 パスカルの方法全体の考察
3 文化放送入社
4 「プロヴァンシアル」全訳の刊行
5 《新稿》「パスカルと現代」の意味

第三章

内容説明

パスカル、西田哲学から、情念論、共通感覚、臨床の知、共振する宇宙の秘密まで、たゆむことなく新たな問題に挑戦し続けたその生き方と、真に独創的で奇跡的な哲学的冒険の全貌を、半生をかけて伴走した著者が描き切る。

目次

序章 “哲学者”とは
第1章 生きること、考えること―『哲学の現在』の意味
第2章 哲学者の誕生
第3章 制度と情念をめぐって
第4章 日本の哲学と思想の再検討―『思想』の思想史
第5章 “共通感覚”の開く世界
第6章 躍動する精神1―『魔女ランダ考』『西田幾多郎』『述語集』
第7章 躍動する精神2―“汎リズム論”の構築に向けて
第8章 中村哲学の形成
終章 “道化的モラリスト”の見事な生き方
補遺『述語的世界と制度』を読む

著者等紹介

大塚信一[オオツカノブカズ]
1939年、東京に生まれる。63年、国際基督教大学卒業。同年、岩波書店入社。雑誌『思想』編集部をスタートに、岩波新書(青版・黄版)、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」など数々のシリーズ・講座・著作集を世に送る。また84年、編集長として季刊誌『へるめす』を創刊、学問・芸術・社会にわたる知の組み換えと創造を図る。97年~2003年、代表取締役社長。現在、つくば伝統民家研究会(古民家再生コンサルティング等)代表、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品