出版社内容情報
「酸素無透過袋」に封入した夢見るおいしさのワインにたどり着くまでの20年を綴った、これまでの常識をくつがえすエッセイ集 。フランスのカーヴ(ワイン貯蔵庫)の空気を「酸素無透過袋」に封じこめて日本に輸送
するという世界初の発想(EU・日本で特許)による夢見るおいしさのワインにたどり着
くまで。20年あまりの苦闘を綴った、ワインのこれまでの常識をくつがえすエッセイ集です。
序章 フレンチワインと正面から向き合うまでの道のり
―初のフランス研修からイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ開店まで―
第1章 お菓子の素材を求める旅でのフランス各地のワインとの出会い
第2章 日本に持ち帰ったワインの変質に気づき始める
第3章 無残な失敗に終わった3度のワイン輸入
第4章 発想を変えて無菌の保管場所を探す
第5章 劣化したワインが料理とソースまでもまずくしている
第6章 ほとんどの人が知らない亜硫酸塩の強い毒性
第7章 無菌ワインセラーでの保管を着想
第8章 ついに執念が実り『奇跡のワイン』の誕生
第9章 『奇跡のワイン』が覆した私のイメージ表現
第10章 独創的なアイデアが認められ日本とEUで
「酸素無透過袋」による輸送システムが特許を取得
第11章 これまでの腐敗したワインは誤った常識をはびこらせていた
第12章 日本のワインに真実を取り戻そう
第13章 フレンチワインの精神性あふれる繊細な深い味わい
第14章 五感を刺激する『奇跡のワイン』の楽しみ方
第15章 『奇跡のワイン』はフランスと同じおいしさだけでなく、
千年来の安全と健康をも「酸素無透過袋」に実現した
終章 『奇跡のワイン』を飲まれた方からの感想
弓田 亨[ユミタ トオル]
著・文・その他
内容説明
フランスと同じ旨いワインをこの日本で飲みたい―ワインにド無知な鬼才パティシエが挑んだ愚かな失敗の連続の二十余年。
目次
フレンチワインと正面から向き合うまでの道のり―初のフランス研修からイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ開店まで
お菓子の素材を求める旅でのフランス各地のワインとの出会い
日本に持ち帰ったワインの変質に気づき始める
無残な失敗に終わった3度のワイン輸入―迷走から崖っぷちへ
発想を変えて無菌の保管場所を探す
劣化したワインが料理とソースまでもまずくしている
ほとんどの人が知らない亜硫酸塩の強い毒性
無菌ワインセラーでの保管を着想
ついに執念が実り『奇跡のワイン』の誕生
『奇跡のワイン』が覆した私のイメージ表現〔ほか〕
著者等紹介
弓田亨[ユミタトオル]
1947年福島県会津若松市生まれ。1970年明治大学商学部卒業。熊本市で菓子づくりの道に入る。1978年フランス・パリ「パティスリー・ミエ」で研修。1979年フランスでの研修内容に対し、フランス菓子協会より銀メダルと賞状授与。1986年東京・元代々木町にフランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」を開店。1995年現在の代官山に移転。同年、技術と素材の開拓に対し、フランス菓子協会より金メダルと賞状授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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