内容説明
いまの中国は40年前の高度経済成長期の日本に似ている。人々は、今日よりも豊かな明日を夢みて必死に働き続けている。そのパワーは、いずれ中国の政治体制すら変えていくだろう。翻って日本はどうだろう。構造改革、不良債権処理を何度叫ぼうが、十数年が無為に過ぎ、経済は低迷し、国民は消沈している。それどころか、自らの無策を中国の経済発展のせいにするような論調も後をたたない。「先進国」日本はどこへ行くのか?アジアのリーダーとしての使命はないのか?改革開放をひた走る中国の現状を通して、中国の進路と、日本の進むべき未来を透視してみよう。
目次
いまの中国経済はワイルドキャピタリズムである
日本政治の無策が生む「中国脅威論」
著者等紹介
矢吹晋[ヤブキススム]
1938年福島県生まれ。東京大学経済学部卒。アジア経済研究所勤務を経て、現在横浜市立大学教授。現代中国論・中国経済論専攻。経済改革、発展が中国の政治や制度を突き動かしていくという分析は、アジア諸国や日本の歴史も視野にたいへん説得力がある
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