内容説明
ロン・フレッチャーの教える「コントロロジー」は、体に過度な負担をかけることなく、体を引き締め、体調を整え、全身を改善するのに役立ちます。それは単なる運動をはるかに超えた、体の持つ潜在能力を引き出すための自然な体の使い方なのです。本書には、この頭(心)、体、呼吸、精神のための「コントロロジー」の、基本的な動きとテクニックが、段階ごとに正確な動きを表す多数の写真とともに記載されています。
目次
理論編(はじめに;よい呼吸;ボディ・アウェアネス;筋力のガードル;ボディ・アラインメント;12の目覚めのステップ)
実践編(ムーブメント・エクスペリエンスと老化;ムーブメント・エクスペリエンスと妊娠;ムーブメント・エクスペリエンスと身体障害)
ムーブメント・シークエンス
著者等紹介
フレッチャー,ロン[フレッチャー,ロン][Fletcher,Ron]
ダンサー、振付師。ニューヨークのダンス・エイジを代表するマーサ・グラハムに師事。米国最大のアイススケートショー「アイス・カペーズ」の振付監督の他、ブロードウエイ、ロンドン、パリ(リド)などで多岐にわたり活躍。ダンサー時代、ひざの怪我をきっかけにコントロロジー(ピラティス・メソッド)に出会い、創始者であるジョセフ・ピラティスとクラーラ夫人の指導を受ける。1971年、ロサンゼルスに「ザ・ロン・フレッチャー・スタジオ・フォー・ボディ・コントロロジー」を創設し、キャンディス・バーゲンやキャサリン・ロス、スティーブン・スピルバーグなどを指導。現在、ピラティス・メソッドの継承者としてピラティスの遺志を受け継ぎつつ「Percussive Breathing」とよばれる独自の呼吸法や「Fletcher Towelwork」などのワークを開発し、「The Ron Fletcher Program of Study」において、マスター・ティーチャーとして後進の指導にあたっている
イーバート,アラン[イーバート,アラン][Ebert,Alan]
フリーランス・ライター。「レディース・ホーム・ジャーナル」、「グッド・ハウスキーピング」、「ピープル」、「アス」、「ファミリー・サークル」、「TVガイド」やその他多くの出版物で活躍
川名昌代[カワナマサヨ]
1968年、千葉県生まれ。ピラティス・インストラクター。1997年、クラシックバレエのレッスン中にひざを痛めたことがきっかけとなり、医師に勧められて「ボディ・ワークス・スタジオ」の橋本佳子、ダレン・ヒンドリー両氏のもとでピラティスを始める。2000年、ニューヨークに渡り、ジョセフ・ピラティスの弟子であるロマーナ・クリザノウスカに師事する。2001年、「The Pilates Studio NY」よりピラティス・インストラクターとして認定を受ける。2002年~2003年、聖心女子大学の非常勤講師(体育・ティーチング・アシスタント)として勤務する一方、東京アメリカン・クラブ、クラブ・オン・ザパークなどで非常勤インストラクターとしてプライベート・セッションを担当。2004年、西麻布に「Pilates Body Contrology Studio」を開設。ロン・フレッチャーに師事。2006年、アリゾナ州公認スクール、「ロン・フレッチャー・プログラム・オブ・スタディ」よりインストラクターの認定を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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