内容説明
ずぶの素人が、警察が一度出した結論をひっくり返して犯人を捜し出すという、前例のない難問の解決に全エネルギーを投入した友田博之という男の姿と、その家族や友人らの絆と友情。
目次
プロローグ 未明の電話「息子さんが死んだ」
第1章 自殺か事故か
第2章 打ち切られた捜査
第3章 不条理をねじ伏せた父の愛
第4章 瓦解した「完全犯罪」
第5章 夢枕―供述調書から
第6章 法廷闘争
第7章 住友生命との確執
エピローグ 闘い済んでようやく訪れた平安
著者等紹介
鴨野守[カモノマモル]
昭和30年富山県生まれ。金沢大学教育学部卒業。ジャーナリスト。教育問題、戦争、人物評伝を主に手がける。県立世羅高校長自殺で国会でも大きな議論となった広島県の教育問題を2年半にわたって取材し、『広島の公教育はなぜ崩壊したか』『広島の公教育に再生の道はあるか』(いずれも世界日報社刊)にまとめて反響を呼ぶ。沖縄戦「集団自決」問題では、月刊誌「諸君!」「Will」に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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