スポーツとLGBTQ+―シスジェンダー男性優位文化の周縁

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スポーツとLGBTQ+―シスジェンダー男性優位文化の周縁

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771036512
  • NDC分類 780
  • Cコード C1036

出版社内容情報

スポーツはだれのもの?
「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。
今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。
日本の現状について、自らの体験を通じて語った
下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビュー掲載!

内容説明

「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。日本の現状について、自らの体験を通じて語った下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビュー掲載!

目次

第1章 男性ジェンダーとスポーツ
第2章 女性ジェンダーとスポーツ―「女性のスポーツする権利」から「スポーツする権利のある女性」へ
第3章 ゲイ男性とスポーツ
第4章 女性スポーツとセクシュアル・マイノリティ―「日本人女性アスリート」のカミングアウトから
第5章 性の境界とスポーツ―トランスジェンダー/性分化疾患/“性別”概念の変容
第6章 「スポーツを通じた女性の活躍促進」とはいかなる政策なのか
第7章 女子サッカーにおける「メンズ」文化
第8章 スポーツにおけるLGB主流化とT(Q+)―セクシュアリティの受容と残余としてのジェンダー・マイノリティ

著者等紹介

岡田桂[オカダケイ]
立命館大学産業社会学部教授。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科中退。専門はスポーツ社会学、文化研究

山口理恵子[ヤマグチリエコ]
城西大学経営学部教授、博士(学術)。城西国際大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門はスポーツ・ジェンダー論

稲葉佳奈子[イナバカナコ]
成蹊大学文学部准教授、博士(学術)。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科単位取得満期退学。専門はスポーツ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

2
スポーツの公平性を改めて考えさせられる。IOC規定では、「女性→男性」は何の条件もなく出場できるが、「男性→女性」の場合は、宣言後に最低でも4年は性別の変更ができず、最初の競技会に先立つ少なくとも12ヶ月間、血清中の綜テストステロン濃度が10nmol/L未満であることを証明しなくてはならない。そして、遵守されなかった場合、12ヶ月間女子競技資格を失うとなっている。この男女の区分の理由を、筋肉や骨格等の体格の優位性を持ち出すのであれば、身長差や腕や足の長さの違いだって問題になるはずである。(続)2023/07/06

knuuyy

1
今回は主に5章を読んだ。あまりこの岡田桂という人のLGBTQへの態度を信用していないのだけれど、語り口はともかく(例えばソチ五輪後にIOCが性的指向を差別禁止項目に追加したことについて「迅速に対応」と書いているのにはドン引きした)、情報はまとまっていて読みやすいと感じた。 選手らへのインタビュー部分がスポーツ系の独特な文化、カミングアウトした選手とメディアの問題、メンズ文化など、うまく伝えてくるので、とりあえずそこだけ読んで残りは今度読む。2023/02/05

Riko

1
図書館で借りた2022/11/19

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