内容説明
笑いと涙と、正しき怒りを今一度。喜劇を超えて、喜怒劇へ。『喜劇女は度胸』から『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』を経て最新作『ペコロスの母に会いに行く』まで、型破りな面白さと圧倒的な熱気に満ち溢れる森崎映画の真髄に迫る。
目次
1 森崎東を見る(屑の本分―遅れてきた森崎東論;森崎東のボトム ほか)
2 森崎東を語る(一個一個作っていく、そういうことがふっとできる映画(インタビュー)
ちゃんと芝居が分かる監督さん、こちらが任せられる監督さん(インタビュー) ほか)
3 森崎東が語る(映画はもうほとんど世界である;他流試合に臨む―『時代屋の女房』、六年の空白を越えて ほか)
特別収録 『男はつらいよ フーテンの寅』準備稿