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内容説明
この子たちの命を救いたい。ボスニア紛争の最激戦地サラエボから、孤児の少女を救出したジャーナリストの真実のドラマ。
目次
第1章 1991年夏―サラエボとの出会い
第2章 ナターシャ
第3章 救出劇の始まり
第4章 ボスニア脱出!
第5章 マスコミ攻勢
第6章 レイプキャンプ
第7章 イギリスの生活
第8章 1992年クリスマス
第9章 政治家の愚かなダンス
第10章 終焉の始まり―ボスニアとの訣別
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
17
旧ユーゴのボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦で、1992年から3年にわたって包囲された首都サラエボに特派員として取材に行ったイギリスのジャーナリストの経験を基にした映画「ウェルカム・トゥ・サラエボ」を鑑賞、続いて原作も読了。著者は危険をかいくぐって現場を取材し、サラエボの苦難を発信する。目の前にいる孤児を見捨ててよいのかと苦悩し、一人の少女を不法出国させてイギリスに疎開させる。当時の様子が臨場感をもって伝わる。ブログに詳しく記録。https://chekosan.exblog.jp/30147154/2020/07/19