出版社内容情報
著者は巡視船勤務の現役道産子海上保安官。第30次、第38次南極観測隊員として2度にわたって南極へ赴いた経験を持つ。その料理の腕を生かして、第38次隊では越冬隊員たちの食事を一手に賄う南極料理人として大活躍(その模様は『面白南極料理人』春風社刊に詳しい)。しかし、その卓越した料理センスと爆裂オヤジと称されるユニークなキャラクターは、破天荒な著者の少年時代にルーツがあったのだ! 今だから話せる、昭和30年代の北海道の田舎町ですごした破天荒な悪ガキ時代。その思い出を、愛しい婆ちゃんの手料理と教えを交えてセキララに綴る、懐かしくもパワフルな爆笑スーパーエッセイ。北海道下川町在住の漫画家・はた万次郎のさし絵が花を添え、郷土料理から今風アウトドア料理まで、北海道の様々な食材で作る南極料理人ならではの簡単クッキング「北海道旨いぞレシピ」も収載したおもしろ読本が誕生!
PARTⅠ 悪ガキと婆ちゃんの三平汁
PARTⅡ 氷点下のフライング的アホ馬鹿思考
PARTⅢ 妹と冷蔵庫がやってきた
PARTⅣ 詰襟の学生服着て色気づく
PARTⅤ 大人になっても気分は悪ガキ
エピローグ スローフードがなんぼのもんじゃい