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内容説明
神戸で学ぶことそして伝えること―。三人の幼子を抱えて夫と死別した母が、身を立てるために選んだ教師の道。医学者として大成した息子が、70歳を過ぎて目指した総合大学の設立―。何の後ろ盾もなく資金も持たず、夢と理想の実現のために積み重ねた努力は、生徒・学生12,000人を超える学園となった。戦争も震災も乗り越えた神戸で、明日を切り拓く人を育てる。
目次
1章 校祖森わさ―その足跡(明治のシングルマザー;生い立ち;結婚・出産・そして夫の死 ほか)
2章 初代学長森茂樹が見た夢―大学設立の情熱(「夢見る人」が紡いだ夢;父の死と母の決心;淡路島から神戸へ ほか)
3章 神戸学院物語(生徒8人からの出発(一九一二~一九二〇)
森高等女学校の開設(一九二一~一九三〇)
会下山学舎新設と神戸市森女子商業家政学校開設(一九三一~一九四〇) ほか)