私の福州物語―日中友好にかけた２０年

佐藤 明雄【著】

日中教育人材交流協会（2020/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784899852049
• NDC分類 319.102
• Cコード C0095

目次

第１章　私の「福州物語」（ジャスミンの香る街；失われた時を求めて；誠実の友情を結ぶ糸　ほか）
第２章　船を悼む（日中を結んだ懐かしの船たち；船舶模型との出会い；「鎮魂の船」を作り続けて）
第３章　ネッカーの誓い（天野先生と『九鬼文庫』；『九鬼文庫』再編と『蔵書目録』刊行；『九鬼周造全集』刊行）

著者等紹介

佐藤明雄［サトウアキオ］
１９２９年１月３日、兵庫県神戸市生まれ。１９３２年６月、大阪商船勤務の父に従い、中国福州市に転居。福州市の幼稚園、日本人小学校に通う。１９３９年中国天津市に転居後、１９４１年帰国。１９４９年甲南高等学校卒業の後、京都大学文学部哲学科入学。１９５２年大学院人文科学科に進学。１９５６年西ドイツ政府給費留学生としてハイデルベルク大学に留学。１９６１年甲南大学文学部選任講師に就任。助教授、教授を歴任。１９７８年文学部長就任。「九鬼周造全集」（岩波書店）の編集作業に携わる。１９８０年福州再訪。かつての隣人と再会。帰国後、中国福建省留学生の支援を開始。１９８８年福州の住宅改善のため「福州市建設公司」と合弁で、住宅建設開始。その後、福州にて様々な事業を展開。それらの収益等、約５億円を福州における人材育成のために寄付。１９９４年「福州市第一回名誉市民」に選ばれる。１９９７年甲南大学を定年退職。名誉教授。２００８年「瑞宝中綬章」を受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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