内容説明
海に揺られ、野に流れ、時代を越えて、人に響く。神歌・おもろ・古典・民謡・島唄・沖縄ロック・沖縄ポップス・インディーズ「沖縄のうた」の太古から最前線までを網羅した軽やかな通史。
目次
沖縄のうた散歩 1991年、夏―「沖縄では歌にまさる享楽はないんです」とてるりん師匠はおっしゃった
天強く鳴響み居つる 沖縄音楽小史(古代「弥に弥走るゑおいちょろめへゑんい」;古典時代「哥と三味線のむかし初や」;野山の歌「夜ぬ明きて太陽ぬ上がるまでぃん」;明治大正「県道みち作てサヨ誰が為になゆが」;戦後「唐の世から大和の世大和の世からアメリカ世」;現代「風ぬソイソイいいあんべぇ」)
沖縄のうた1990~2000―「沖縄ポップス期の10年そしてさらなる“うた”の旅へ」(前史;沖縄ポップス期;後史)