内容説明
巷には「オーガニック」があふれている。しかし、日本には連綿と続いている有機的な生活がある。日本人なら、身のまわりのものに生かし生かされながら暮らすことが一番なのではないか。東京でインテリアデザイナーとして活躍していた中田重克が、自分を見つめ直し発見したのが、食を中心に昔ながらの知恵を大切にした有機的生活。写真と文章で、東庵での「なつかしくて新しい」暮らしを綴る。
目次
春(桜;月に一度は菜食 ほか)
夏(夏は枝豆;水 ほか)
秋(収穫祭;活元会の合宿 ほか)
冬(冬の朝;入浴 ほか)
著者等紹介
中田重克[ナカダシゲカツ]
デザイナー。オーガニックライフ・コンサルタント。(社)日本インテリアデザイナー協会理事。CDNちばデザインネットワーク代表。1943年、東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、インテリアデザイナーとして活躍。1986年、日本中がバブル経済で膨れだした頃、インテリアデザインの仕事をやめ、日本と中国の各地を旅行。桑沢デザイン研究所講師、JIDPO研究派遣員(スウェーデン)、経済産業省Gマーク選定委員等を経て、1990年、千葉に自宅「東庵」を建てて「日本的有機生活」の実践を開始。現在では、オーガニックな生活をするための衣食住という視点から、住宅、ショップ、展覧会のデザインやプロデュースを行っている。「日本的有機生活・日本人の衣食住と健康」についてのセミナー等も活発に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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