内容説明
馬子にも衣装、髪かたち。着物を替えたら人が変わる、見ちがえる。身につける道具を替えても、人は変わる。紳士帽やめてバンダナにしたら、懐中時計がケータイまで来たら、態度が変わる。気の持ちようもがらっと変わる。この一〇〇年、道具が替わって人を変えた。その変遷を、確かめてみよう。
目次
序章 日本人の全身像―そのイメージ・モデル
第1章 頭のまわりとその中味
第2章 耳の一〇〇年―聴く音と聞かされる音のはざまに
第3章 目の時代―目の道具・道具の目
第4章 鼻―蓋のできない顔の孔
第5章 口のまわりの道具―唇・歯・舌・唾
まとめ 謎の世界を開く扉
著者等紹介
山口昌伴[ヤマグチマサトモ]
生活学・住居学・道具学。1937年、大阪府八尾生まれ。京都(伏見・下鴨)、岡山、彦根を経て1949年より東京在住。1963年、早稲田大学建築学科卒業。一級建築士合格、未登録。10年間、建築設計監理の実務を経て生活研究の道に。現在、GKデザイン機構、道具学会理事。日本生活学会編集委員。日本産業技術史学会理事。日本民具学会会員。坐る文化研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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