内容説明
専門医の少ないアダルトADHDに古くから取り組んでいる著者の決定版アダルトADHDのすべて。
目次
第1章 アダルトADHD概念の登場
第2章 歴史上有名なアダルトADHD者
第3章 アダルトADHDの事例
第4章 アダルトADHDの症状と自己診断
第5章 アダルトADHDによくみられる合併症
第6章 ADHDはどのような原因によって起こるか
第7章 思春期に二次障害を示しやすい理由
第8章 こうすればアダルトADHDが予防できる
第9章 アダルトADHDの周囲の人へのアドバイス
第10章 アダルトADHD者へのアドバイス
第11章 アダルトADHDの心理カウンセリングと薬物療法
第12章 知って良かったアダルトADHD―精神科医のADHD体験記
著者等紹介
星野仁彦[ホシノヨシヒコ]
昭和22年福島県会津若松市生まれ。昭和48年福島県立医科大学卒業、神経精神科入局。昭和54年医学博士。昭和59~60年米国エール大学児童精神科留学。平成13年3月福島県立医科大学(神経精神科・助教授)退職。平成13年4月福島学院短期大学教授・メンタルヘルスセンター所長。平成15年4月福島学院大学福祉心理学部教授。専門分野、児童精神医学/精神薬理学/スクールカウンセリング
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
renren
1
思い当たるところが半分、当たらないところが半分。たぶんこれはぱっきり「病変の有無、ここから異常、ここまで正常」型じゃなくて、0から100まで濃度がグラデーションになっているタイプの疾患なんだろうな。2011/08/03
焼きナス
0
ADHDの知識を体系的に取得したかったため読了。少し古い本になるが、様々な疑問に十分答えている一冊だった。様々な治療や工夫、著者自身の体験も交えて書かれており、ADHDがある人のこれからの人生に希望を持たせるような内容だった。2017/09/16
がくたろう
0
基本的症状 多動、不注意、衝動性、先延ばし、感情不安定、低いストレス耐性、対人スキルの低さ、飽きっぽさと独創性、チック(意識しない動き)2010/11/06