内容説明
「コロナ」が覇権争いに火をつけた!日本は地政学的にどう生きるべきか!?キリスト教vs中国五大思想。外交史、思想、宗教から対立の必然が見えてくる!
目次
序章 疫病と地政学―コロナ禍が加速する米中衝突
第1章 対立の経緯―なぜ米中二大覇権国は衝突したのか
第2章 二大強国の宿命―地政学で見る米中衝突の必然
第3章 中国思想編―ランドパワー大国の国民性
第4章 米国思想編―シーパワー超大国のイデオロギー
第5章 米中外交史―太平洋に面した二大国「170年史」
終章 日本の戦略―大国に挟まれた日本の生きる道
著者等紹介
茂木誠[モギマコト]
歴史系YouTuber、著述家、予備校講師。駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる坊
15
米中関係をその国の成り立ちから振り返り、その過程で生まれた思想や国民性を紐解き、現在のアクションの裏側を読み解く。 分かりやすい。2021/07/29
ta_chanko
13
ランドパワーの中国と、シーパワーのアメリカの対立・激突は必然。日本はシーパワーの一員として、日米英豪ASEANなどと連携しながら中ロに対峙していくのが賢明。ランドパワー勢力はイデオロギー化しやすく、シーパワー勢力は現実や利益に基づいて動く。浦本真梨子米中関係は中国の海洋勢力=蔣介石・鄧小平と相性が良いが、大陸勢力の毛沢東・習近平とは相性が悪い。パンデミック後、崩壊した社会・宗教・倫理などを立て直すべく、新たな秩序や勢力が生まれる。2020/12/03
紗窓ともえ
6
米中対立という最新世界情勢を地政学や歴史観から紐解いていきます。 2020/08/28
アルミの鉄鍋
3
★4 相変わらず、著書を重ねる度にわかりやすい。中国と日本の考え方が同じアジアでも180度違うこと、アメリカが中国を非難してるけど、自分たちも同じような事をしてること、メディアは一方の事しか言わないこと。いつも茂木先生の本は読む度になるほどなぁとなる。2020/11/08
スプライト
2
米中激突の話ではなく、米中それぞれのバックグラウンドについての話が殆どを占めている。アメリカの過去の重要演説からの政策転換、2018ペンス演説の重要性を感じずにはいられない。2021/08/01
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