内容説明
人間とは何か。脳神経外科医として、また老人医療にたずさわりつつ人間の心、世界観、病について、生命の多様性について考え、感じたことを綴る。
目次
1 心編・幸福論(幸福とは;いつ何を幸福と感じるのか ほか)
2 命編・生命の多様性(移動できないイチョウと静止できないカツオ;単細胞生物―ゾウリムシ、多細胞生物―人間 ほか)
3 人編・世界観を変えた人(地動説のコペルニクス;生物の自然発生説を否定したパスツール ほか)
4 病編・百人百病(ハーモニカを吹いた少年―モヤモヤ病物語;脳は何故、常に血流を必要とするのか ほか)
著者等紹介
郭隆〓[カクリュンチャン]
1935年東京に生まれる。1962年東北大学医学部卒業。1967年東北大学大学院修了。1969年東北大学脳神経外科講師。1978年金沢医科大学脳神経外科助教授。1992年金沢医科大学脳神経外科客員教授。この間東北大学医学部脳神経外科非常勤講師、富山医科薬科大学脳神経外科非常勤講師などを兼務。2001年八尾総合病院副院長。2003年富山老人保健施設施設長。現在、友愛温泉病院勤務、日本脳神経外科学会評議員、日本定位・神経外科学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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