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内容説明
関東大震災はその副産物として朝鮮人虐殺という忌まわしい禍根を残した。80年後の今、この虐殺事件の発生から終息までを徹底検証。
目次
1 関東大震災の発生―大正一二年九月一日(大地震襲来;人を殺す流言蜚語;官憲の責任;日本の朝鮮政策に原因 ほか)
2 埼玉県における朝鮮人虐殺―大里郡熊谷町を中心に(県の責任;大里郡熊谷町の虐殺;虐殺に加わった民衆;警察の動きと自警団 ほか)
著者等紹介
山岸秀[ヤマギシシゲル]
1945年生まれ。埼玉県熊谷市在住。東京学芸大学教育学部卒業、中央大学大学院法学研究科修了。高校生のころから関東大震災時における朝鮮人虐殺事件に関心を持つ。子供、女性、外国人の人権などを歴史、近代人権論をふまえて追求している。立正大学法学部講師、埼玉県特別労働相談員などを経て、現在は亜細亜大学法学部、東海大学法学部、青山学院女子短期大学の各講師。また、平和のための埼玉北部戦争展実行委員長も務める
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