まとまらない人―坂口恭平が語る坂口恭平

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まとまらない人―坂口恭平が語る坂口恭平

  • 坂口 恭平【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • リトル・モア(2019/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898155141
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

稀代の芸術家か? 革命家か? 誇大妄想狂か?

僕の小説は、1人の人間が書いてる感じじゃない。/なぜか僕はあらゆる人にシンパシーを感じたり、
その人に対してかわいそうって思ったり、助けたいと思ったりする電気信号がある。/
魔法は使えないけど料理ならできる/みんなからしたら、新政府が頂点だよね。でも、僕には通過点。/
躁鬱病ゆえだと思うんだけど、大事なときは、ぜんぶ恐怖心が飛んでしまう。(本文より)

坂口恭平が強さも弱さもすべてさらけ出した、
3日間のインタビュー。
高速変幻自在男、矛盾に満ち溢れた矛盾のない全活動を語り尽くす。

〈本書はこんな人におすすめ〉
◎坂口さんに興味はある。でも、著作が多すぎて何を読めばいいの?
◎気になっている、なんとなく
◎胡散臭い、なんとなく
◎大ファン!次にどの著作を読もうかワクワクしている(あるいは全部読んじゃった)
◎自分も新政府活動をはじめようと思っている (2代目総理になりたい、違う政府を立ち上げる予定だ等)
◎坂口さんと同様「躁鬱病」だ
◎気分が落ち込んでどうしようもない
◎「いのっちの電話」をかけようか迷っている

「みんなだって、ちっちゃい頃、歌って踊って絵を描いてたでしょ?
 なんで今はしないの?」

悩みや不安で息が詰まりそうな毎日。
気持ちよく生きるために必要なのは、実はこんな言葉かも

内容説明

稀代の芸術家か?革命家か?誇大妄想狂か?0円ハウス、独立国家、いのっちの電話、小説、絵画、料理、編み物…なんでもやってみる。インタビュー3日間。高速変幻自在男、矛盾に満ち溢れた矛盾のない全活動を、語り尽くす。

目次

1 僕がしてきたこと
2 僕のつくりかた
3 僕の音楽
4 僕は新政府内閣総理大臣
5 僕の経済
6 僕の散歩と伴走者
7 つくれ、抵抗せよ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

77
ちょうど図書館にあるのを知り借りる。まさに奇才なクリエーターのこれまでの仕事などを自分で振り返る。数点読んだことがあるだけで、凄さがわかるのだが、公言する躁鬱病のことがひっかかってしまう。個人的にどうもなあと。病気でもそれが個性であるとニーチェもいうのもわかるのだが。まあ躁病の人が必ず彼並みの実績を挙げれるかといわれると、そうじゃないのはわかるのだが。彼の作品は追っていくが。いくつか語られる彼の生活などにいろいろ驚く。現在熊本在住の彼の年収は1000万で、月15万の保険料を払っているとか。入門として。2019/12/30

ネギっ子gen

28
「上の空で歩いていると指さされつつも、気にせず飄々と(でも超気にするタイプですが)ぶっ飛んでいたい」著者が、「ピカイチに元気だったときに(おそらくけっこうな躁状態だった)/これまでの活動について語り」下した本。【共感】① 鬱の時の気分の描写。<具体的なことは何もないのに、とにかく不安が襲ってくる。そして、景色が全部灰色に見えて、その色からまた陰鬱な空気を全身で感じ取ってしまって、いてもたってもいられなくなる>と。そう、何かこう、こんなイヤーな重苦しい感じ。具体的なことは、ホント何もないんだが…不安に……⇒2020/04/09

阿部義彦

21
本当に坂口恭平って何者なんでしょう?自分が初めて知ったのは、自分の携帯の電話番号を公開して、無料で自殺したい人からの相談をしている『いのっちの電話』を始めた人。何やら著作活動もしていて、写真を撮ったり、絵を描いたりの芸術創作を故郷の熊本でやっており、橙書店の田尻久子さんとも友達である。独立国家を作って自らが首相になった。と言うこと位。この本で熊本に里帰りしたきっかけは東日本大震災であったと知り、本人は躁鬱病で苦しんでその治療の一環としての今があり、建築、編み物、織物もこなし、橋本治との共通点を感じた。2024/04/14

ソーニャ

21
新刊・注目書コーナーの中から直感で手に取った。 執筆以外にも多彩な活動を続ける著者が自身について語ったもの。表紙のようなふわふわとした文章。メッセージも感じられるが、肩肘を張らずなんとなく心に染み入ったものを味わえばいいと思う。 躁鬱病を乗りこなし創作に前向きに活かせているのはすごい。物を欲しがるのはほんとは作りたいということだ、好きだけどお金にならないと言うのは認められたいと思っているからだというのはなるほどと思った。しかし同時に著者の多彩さ、商売センス、行動力が羨ましくある。対談本が読みたいと思った。2020/03/11

くさてる

17
たくさんの著書とwitterでの活動とケータイ番号を公表しての「いのっちの電話」活動で知られている著者による、エッセイ?自分史?です。とにかく「坂口恭平」という人間はこうだよああだよとどんどん語っていく内容にのみこまれて溺れそうになりながら、ところどころの分かる文を命綱のようにつかむ。そしてこのひとの稀有さと面白さを実感する。可愛らしい表紙と分かりやすそうな文体に油断してると、深さに戸惑う、そんな一冊でした。面白かったです。2019/12/14

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