出版社内容情報
患者=いとうせいこう+主治医=星野概念(精神科医) による対話のカタチをした薬。
本書は、いとうせいこうさんが普段から患者として通う、
精神科の主治医・星野概念さんとの診療の模様を伝えたい、
そんな思いから始まった対談集です。
いとうさんの悩みはもちろん、精神医療の基礎、診療のシステム、
そして星野さんの悩み、さらにはネットにおけるスピード感への危惧、
ふたりが抱える社会への不安へ話は進みます。
もう我慢を大切にするのはやめよう。
怪我をしたら外科へ行くような単純さで、つらいなら精神科へ行こう。
<目次>
1. 怪我なら外科、つらい気持ちなら精神科。行ってみよう。
その1 診察室の話をみんなに伝えたかった
その2 精神科には行きづらい、なんて思わないでほしい
その3 話を聞く、聞いてもらう、ってどういうことだろう?
その4 わたしたちは、なんでこんなことにハマり、さいなまれるんだろう?
2. 精神科にはどんな医師がいて、どんなことをしてくれるんだろう?
その1 治療、医師、症状のエトセトラ
その2 星野さんはなんでお医者さんになったんだろう?
その3 精神科にはプロがいる。安心して大丈夫
その4 「物忘れがひどい」すら親身に診察する。精神科医のできること
3. みんなも辛くないのかな?
その1 地味で素朴な救い、ラブ
その2 映画、小説、お笑いが社会にもたらすもの
その3 ゆっくりいこう、小さく話そう
その4 二人きりでお茶をするように
-- --
・星野 いとうさんの悩みを掘り下け?るのを公開することて?、何かの参考になったり、
ホッとしたりする人か?少なからす?いると思うんて?す。(中略)これはいとうさんか?思ってるより、すこ?いことて?すよ。
・いとう よしわかった、自信持つわ、俺(笑)。
・星野 「あっ、いとうせいこうもカウンセリンク?通ってるんた?!」って思う人、絶対いると思うんて?すよ。それか?とても大事で。
・いとう 「そういうの、当たり前なんた?!」 みたいなね。
(本文より)
-- --
いとう せいこう[イトウ セイコウ]
著・文・その他
星野 概念[ホシノ ガイネン]
著・文・その他
内容説明
もう我慢を大切にするのはやめよう。怪我をしたら外科へ行くような単純さで、つらいなら精神科へ行こう。患者=いとうせいこう+主治医=星野概念による、対話のカタチをした薬。
目次
怪我なら外科、辛い気持ちなら精神科。行ってみよう(診察室の話をみんなに伝えたかった;精神科には行きづらい、なんて思わないでほしい;話を聞く、聞いてもらう、ってどういうことだろう? ほか)
精神科にはどんな医師がいて、どんなことをしてくれるんだろう?(治療、医師、症状のエトセトラ;星野さんはなんでお医者さんになったんだろう?;精神科にはプロがいる。安心して大丈夫 ほか)
みんなも辛くないのかな?(地味で素朴な救い、ラブ;映画、小説、お笑いが社会にもたらすもの;ゆっくりいこう、小さく話そう ほか)
著者等紹介
いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞
星野概念[ホシノガイネン]
精神科医・ミュージシャンなど。音楽活動は、コーラスグループ星野概念実験室、ユニットJOYZ、タマ伸也氏(ポカスカジャン)とのユニット「肯定s」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
さおり
ばんだねいっぺい
にゃんた
ロア