出版社内容情報
鉄道好きに、日本全国佳き時代の鉄道情景を地域ごとに特集するシリーズ本。迫力ある貴重な写真と「語り」が懐かしさとともに鉄道趣味人に共通する楽しみ、話題を提供する。それぞれにキイワードがあり、ぜひ揃えていただきたいシリーズ本。その第5巻は北九州を特集。大産地である筑豊で産出される石炭を運ぶ石炭列車は、蒸気機関車の活躍と切離せない名シーンのひとつ。石炭車をつないだ石炭列車の迫力ある姿を貴重な写真、また当時の記録などをまじえて紹介する。写真だけでなく、多くの鉄道好きが憧れ、訪問した当時の記憶を「語り」で甦らせる。まさに鉄道趣味人には佳き時代を思い起こし心和ませる一冊。当時の筑豊で最後の活躍を見せた10輛のD50を1輛ずつ採り上げ、記録にとどめる。また行橋機関区にあって、人気を集めていたC50型、特に装飾デフを付けていたC5058を観察。その出遇い、当時の鉄道付きの奮闘を語る。
目次
特集1 筑豊の石炭列車D50/D60…(重連!C55/C11/9600;貝島と明砿平山)
直方、若松区のD50―最後のD50、10輛
特集2 行橋区のC50―C5058のこと
著者等紹介
いのうえこーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。近年は鉄道関係の著作も多く、月刊「鉄道模型趣味」誌に連載中。季刊「自動車趣味人」主宰。株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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