目次
手の思想(手に包むもの;裏の顔を愛する;手の無心;民の器;手の思想;作り手半分、使い手半分)
器を感じる(素直に見る;不器用がいい;なんでもないもの;美しい食事;うちの子;贔屓の人を見つける;器を感じる)
時と器(このとき、の器;遺された影;捨てられないもの;同時代に生きる;親しみ;ともに生きてほしい、と;時を経てこそ)
土が導く(器の健やかさとはどんなことだろう;静けさと器;目には見えぬもの;呼応する力)
陶のこころ(やきものの点と線;土を敬う;信じる器;陶に酔う;一本の道)
うつわびと対談×村田森
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
501
18
著者による器の写真と、器への思いを綴った本。器にどうして心引かれるのだろう。その感覚を言葉にしてくれた。2019/03/19
森
6
写真と短い文章の本、うつわとの心での接し方を述べている、著者は陶芸はせず、作り手の命を削り作られた器を、使い手に伝えることに徹している。「わたしにとって土は本当に尊い物なのです。だからむやみに触ってはいけない。…中略…、器を作ることは器を作る人の領分であると思っているのです。」2014/08/11
しほ
1
たしか岐阜県現代陶芸美術館でみつけた本 置いてある本どれも良くて興味のある美術館って本を買う意味でも足を運ぶ価値あるなと気づいた 写真も文も良い2024/07/13