- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 芸術・美術一般
- > 芸術・美術一般その他
内容説明
日本の漆芸は、海を渡りアジア、ヨーロッパへと伝わり人々を魅了してきた。世界の芸術に大きな影響を与えた漆の魅力を大胆に解き明かす一冊。
目次
第1章 漆の基礎知識(漆の魅力;漆の語源 ほか)
第2章 漆の技法と見方(漆の採取方法;漆の色 ほか)
第3章 漆の歴史検証(漆文化の源流;無土器文化時代(先土器文化時代・旧石器時代) ほか)
第4章 ヨーロッパと漆(漆はジャパンか;ヨーロッパ各国で作られた倣製漆器 ほか)
第5章 アジアの漆(中国の漆;韓国の漆 ほか)
著者等紹介
三田村有純[ミタムラアリスミ]
1949年東京にて生まれる。二〇歳の時に父秀芳、祖父自芳につき赤塚派蒔絵十代目としての薫育を受ける。東京芸術大学大学院漆芸専攻を修了し、研究生二年を経て教職につく。1998年より一年間、ベルギー王立H.I.F.A.の客員研究員として、ヨーロッパ一一ヵ国の漆芸事情の調査を行う。日展特選二回受賞、審査員三回。現代工芸美術展文部科学大臣賞、会員賞他受賞、審査員三回。韓国清洲国際ビエンナーレ他国際展の審査員、北京国際漆芸展他国際展の運営委員も務める。中国北京清華大学、台南芸術大学、韓国ソウル大学他で日本の漆芸について授業を行う。ベルギー日本大使館、上海美術館、カペリアデス紙博物館、台湾故宮博物院他にて講演とワークショップを行う。中国上海美術館、台北隔山画館、銀座和光ホール他、個展計一五回。東京芸術大学教授、九つの音色同人、日展評議員、現代工芸美術家協会評議員、日本漆文化研究所副理事長、日本文化財漆協会常任理事、日本漆工協会理事、他
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。