中世ヨーロッパの写本文化

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784897985978
  • NDC分類 022.23

内容説明

本書は、中世ヨーロッパ文化の結晶である彩飾写本をとりあげて、その歴史と特質についての所見をまとめたものである。中世のキリスト教社会における写本の役割とその展開について論述したうえで、絵解き聖書と時祷書の生成過程をキリスト教図像学の観点から分析することにより、中世の人々の精神構造を明らかにした。知的スペースとしてのライブラリーの史的展開を追いながら、書物と人間の関わりについて考察している。

目次

第1章 彩飾写本とキリスト教(彩飾写本の起源;キリスト教会と視覚芸術 ほか)
第2章 絵解き聖書とキリスト教予型論(『ビブリア・パウペルム』に見る予型論;受胎告知 ほか)
第3章 時祷書と民衆信心(時祷書の起源;時祷書の構成 ほか)
第4章 書物とライブラリー(ライブラリーの語義と由来;古代ギリシャのライブラリー ほか)