文春文庫<br> 僕が死んだあの森

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文春文庫
僕が死んだあの森

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921217
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートルが放つ、極上の心理サスペンス。

 あの日、あの森で少年は死んだ。 ――僕が殺した。

 母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。

 死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。

十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。

『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。

文庫解説・三橋暁

内容説明

12歳の少年アントワーヌの日常は、突然暗転した。ある不運な出来事が引き金となり、隣家の男の子を森で衝動的に殺してしまったのだ。死体を隠して慌てて立ち去るが、幼い子の失踪事件に村は騒然、やがて憲兵が訪ねてきて―。瀬戸際に追いやられた少年の人生は、どこに向かうのか?先読み不能、犯罪小説の傑作!

著者等紹介

ルメートル,ピエール[ルメートル,ピエール] [Lemaitre,Pierre]
1951年、パリ生まれ。2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部3部作第1作『悲しみのイレーヌ』でデビュー。同第2作『その女アレックス』でイギリス推理作家協会(CWA)賞受賞。日本では「このミステリーがすごい!」ほか4つのミステリー・ランキングで1位、「本屋大賞」翻訳小説部門でも1位となった。同完結編『傷だらけのカミーユ』、“災厄の子供たち”3部作第1作『天国でまた会おう』でもCWA賞受賞。後者はフランスを代表する文学賞ゴンクール賞にも輝いた

橘明美[タチバナアケミ]
1958(昭和33)年、東京生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。英語・仏語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

48
ルメートルのひさびさの新刊(文庫になるまで待ってただけだけど)。少年期に犯した罪に苦しめられる話なんですが、まあ、こんな感じか。田舎町の閉塞した感じとか、少年の抱える小狡さと純粋さとか、さすがルメートルな部分はたくさんあるんですが、そこまでのスマッシュヒットではなかった、というのが実感ですね。もう一回『アレックス』読むかな。2023/11/03

マエダ

46
全てを不幸にしていくスタイルのルメートル。12才が6才をあやめてしまうところから始まるが。ここからどう不幸にしていくのか予測できない。2023/11/23

ロア

21
主人公のアントワーヌはこのまま逃げ切れるのか、それとも破滅してしまうのか?面白くて一日で一気に読んでしまいました。いや~ハラハラしたなぁ!ピエール・ルメートルに外れなしですね(^ω^)原題は「三日間と一生」で、邦題とだいぶ違う。2023/10/26

くろねこ

15
幼い頃一瞬の激情に任せて幼なじみを殺してしまった主人公。 帰ってこない子供を案じてすぐさま村民一体となって捜索するも、運良く死体は発見されず。その後村を襲った未曾有の災害も手伝い、主人公の逮捕への恐怖心とは裏腹に真相は隠されて続けてしまう。。 バレない恐怖に苛まれずっと苦しい1冊。2023/12/07

きよかつ

14
一気読み出来て面白かったが「アレックス」程の衝撃?面白さ?は無かった感。7/10 2023/11/21

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