内容説明
広島市に「世界平和記念聖堂」という、キリスト教の教会があります。この聖堂は、第2次世界大戦中に広島で原子爆弾を被爆し、亡くなられた多くの方々の無念を思い、ドイツ人のラサール神父の熱意と人々の善意の結晶として建てられました。この建設の現場の責任者・実務者が、この本の著者「にしもとみさこさん」の父親です。戦後まもなく、資材が手に入りにくい時にこれを建設した父の「苦心」が、愛情とユーモアで描かれた書です。
著者等紹介
にしもとみさこ[ニシモトミサコ]
西本/美紗子。1937年広島市生まれ(奈良市在住)。1958年サトウハチロー主催木曜会入会。1995年日本童謡協会会員。2007年第3回全国童謡フェスティバル白秋IN小田原入賞
かみつかさえいしょう[カミツカサエイショウ]
上司/永照。1962年奈良市生まれ(奈良市在住)。僧侶(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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