内容説明
本書は、嘱託産業医としての経験が豊富で、リスクマネジメントの観点から再構築した職場の健康管理方法を実践している著者が、ストレスチェック制度設計・運用の「秘策」をコンパクトにまとめたものです。ストレスチェック実施にあたっては、健診・事後措置との共通点に着目して進めると危機にしかなりませんが、一方で相違点に着目し、本書で示す方針に沿って進めばチャンスにもなりえます。ストレスチェック制度設計・運用に悩むすべての方にお勧めの一冊です。
目次
第1部 改正労働安全衛生法によるストレスチェックの義務化
第2部 高尾メソッドにもとづくストレスチェックの実施方法(第1章 高尾メソッドについて復習する;第2章 ストレスチェック実施方法の秘策)
第3部 従来の延長線上の考え方と「新しい」考え方の対比(第1章 法令との整合性;第2章 定型措置と自由措置;第3章 衛生委員会にて調査審議すべき事項(高尾メソッド準拠版))
第4部 将来像(労働者の自立への支援)
資料編:高尾メソッドに関する情報一覧
著者等紹介
高尾総司[タカオソウシ]
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学講師。産業医グループ代表。岡山大学医学部卒業。労働衛生コンサルタント(保健衛生)、第二種作業環境測定師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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