出版社内容情報
《内容》 飛躍的な発展を遂げる転写研究.転写因子の制御機構からクロマチンレベルでのメカニズム,サイトカインとのネットワーク,さらには生命現象との関わりまで,全貌が明らかになりつつある転写の世界を徹底解説!
内容説明
過去20年に及ぶ研究により、真核生物の転写制御研究は大きく進み、その素過程が明確に描きだされ、パターン化された概念で捉えられつつある。本書の企画が可能になったのも、そのような状況ができあがったためと考えられる。本書ではこれまでに明らかにされた転写制御機構とそれに関わる生命現象を、順を追って紹介する。
目次
イントロダクション 転写制御機構と遺伝子発現
1 基本転写の分子機構
2 細胞機能維持に関わる転写制御機構
3 個体の形成・成長と遺伝子発現制御
4 病気と転写制御