出版社内容情報
身近に潜む深海を探せ!
深海に直接行くのは難しい。
だけど、目をこらせば身近なところにも深海は潜んでいるらしい。
深海魚を求めて魚市場を巡り、魚屋で買ったイカの胃袋を解剖して深海魚のかけらを取り出し、かつて深海底だった工事現場で化石を拾う。這いつくばって無我夢中で3時間、気分は海底探索ーそこにリアルな深海が立ち上がる。
ゲッチョ先生と行く、潜水艇に乗れない僕らの深海ダイブ!
☆著者によるイラスト満載の生き物エッセイ☆
【目次】
はじめに
第1章 深海魚の玉手箱
1*床屋の深海魚 2*ポンからの電話 3*深海魚の玉手箱
4*魚もイカも 5*コシオリエビの正体 6*ミズウオの化石
7*ナワキリ 8*メバチの胃袋 9*オオエ先生 10*キバハダカ
第2章 近所の深海
1*深海展 2*深海ザメ、ラブカ 3*クチャの化石
4*近所の深海 5*ミョウガガイの化石 6*学生たちとの耳石取り
第3章 胃袋学事始め
1*胃袋学 2*オオエ先生の宝箱 3*耳石取りのテクニック
4*イカの胃袋探索 5*海鳥の胃袋の耳石 6*深海の渚
7*トビイカの胃袋 8*アオリイカの胃袋
9*ソデイカ漁師のプレゼント
第4章 魚屋探検
1*マオちゃんの骨 2*頭骨いろいろ 3*ナポレオンの味
4*カンムリブダイの骨 5*てんこ盛り屋 6*魚屋の深海魚
7*魚屋同窓会
第5章 ダイオウイカのリング
1*ダイオウイカの腕 2*サンゴ網の混獲物 3*大王リング
4*深海水族館 5*リアルな深海
第6章 住宅地の深海魚
1*新たな深海の入り口 2*住宅地の深海魚
3*ノボリダンゴヒゲ 4*モリグチの魚 5*八重瀬の耳石
6*耳石拾いの光景 7*深海魚の授業
第7章 ダルマザメの日
1*側線って何? 2*「当たり」の胃袋 3*見たことのない歯
4*胃袋探偵団 5*本物との出会い 6*ムナビレハダカエソ
7*学生との耳石拾い 8*メバチの耳石と獲物 9*カグラザメの歯
10*渚の魚拾い 11*ニベの耳石 12*ダルマザメの日
おわりに
本書に登場する魚の分類
参考文献
索引
内容説明
深海魚を求めて魚市場を巡り、魚屋で買ったイカの胃袋を解剖して深海魚のかけらを取り出し、かつて深海底だった工事現場で化石を拾う。這いつくばって無我夢中で3時間、気分は海底探索―そこにリアルな深海が立ち上がる。著者によるイラスト満載の生き物エッセイ。
目次
第1章 深海魚の玉手箱
第2章 近所の深海
第3章 胃袋学事始め
第4章 魚屋探検
第5章 ダイオウイカのリング
第6章 住宅地の深海魚
第7章 ダルマザメの日
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業。自由の森学園中・高等学校(埼玉県飯能市)の理科教員をb3、沖縄大学人文学部こども文化学科教授(2019年4月~2022年3月には学長を務める)。20年間の集大成である編著書『琉球植物民俗事典:聞き書き 琉球列島の植物利用』(八坂書房)で、第52回伊波普猷賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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