出版社内容情報
源氏物語の薫香、正倉院の宝物と香料、明治期の舶来香水など、香りにまつわる人と人との物語を綴り、日本の香りの歴史をやさしく語る。美しい写真と物語にちなむ香りのレシピ25点。
内容説明
香りにまつわる人と人との物語を綴り、日本の香りの歴史をやさしく語る。物語にちなむ香りのレシピ25点。
目次
1 日本の香り物語(源氏物語の香り―平安貴族の愛した渡来の薫物;陰翳礼讃―闇の中の香りの誘惑;正倉院の香り―聖武天皇に捧げた光明皇后の思い;菊花の契り―菊の香りに託された尽くせぬ思い;シルクロード「絹の道」―織物に染み付いた古代インドの香り ほか)
2 香りのレシピ(紫根染めの香包み;ふくら雀の香り雛;更紗の旅路の香入れ;菊の薬玉飾り;潮騒の香り ほか)
著者等紹介
宮沢敏子[ミヤザワトシコ]
東京生まれ。香りと室礼作家。日本の文化や歴史を背景に自然の生み出したフレグランスと室礼の普及に努め、1992年より「香り花房・かおりはなふさ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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