新書y<br> 「勝ち抜く大人」の勉強法

新書y
「勝ち抜く大人」の勉強法

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896915174
  • NDC分類 379.7
  • Cコード C0200

内容説明

二十一世紀を生き抜くにはどのような勉強法が必要か?今必要とされるのは、単に知識情報を仕入れるだけではなく、その知識の中に巧みに織り込まれた情報操作にだまされないかしこさを身につける勉強法である。気鋭の臨床社会心理学者で“勉強法の達人”が「だまされやすいバカ」の道を歩むことをすすめる暗記一辺倒の勉強からうそ、ごまかしに引っかからない「したたか系」の養成をめざした今もっとも旬な勉強法。

目次

序章 暗記型勉強法では勝ち抜けない
第1章 二十一世紀は良質の情報がなければ生き抜けない
第2章 良質で役に立つ情報を集める方法
第3章 本や雑誌の上手な活用法
第4章 柔軟な思考法・発想法を身につける方法
第5章 本物の「決断力」をつける方法
第6章 論理的な思考力と表現力を身につける方法
終章 情報力の勝負で差をつけろ

著者等紹介

中山治[ナカヤマオサム]
1947年神奈川県生まれ。心理学者。慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。東大病院、川崎市心身障害センター、静岡県立女子短大、国際基督教大学教育研究所を経て21世紀日本研究所を設立。独自の日本人論、日本文化論をもとに日本の教育や政治、経営分野でのさまざまな提言を行なっている。その傍ら、心理学と自分の子育て経験を生かした中山式勉強法を開発し、“勉強法の達人”と称されるほどである。主な著書に『「ぼかし」の心理』(創元社)、『日本人はなぜ多重人格なのか』(洋泉社)、『無節操な日本人』(ちくま新書)、『日本人はなぜナメられるのか』(洋泉社・新書y)、『ゆとり受験の方法』『親子で伸ばす学習戦略』(いずれも宝島社)、『中学生のための「個性別」超勉強法』『「ひとり勝ち社会」を生き抜く勉強法』(いずれも洋泉社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

1
2001年初版。21世紀を思考勉強の世紀ととらえ、この時代に応じた勉強法を提示しています。この本の面白いところは研究者や学者を目指す人を対象とせず、普通の大人を対象としているということでしょうか(今まで読んだ本は割と対象を絞っていなかったような気がします)。賢い決断をするための7つのプロセスはなかなか参考になりますね。ただ、他人に対してやや毒を吐きすぎのような…。2012/04/05

村上吉文

1
典型的な団塊世代のダメな本2008/06/28

まち

0
「数学は暗記」にただならぬ反対をしているが、当の和田さんが強調しているのは「受験を乗り切るには暗記が有効」であって、何もそれを唯一神としているわけではない。かつ、解法パターン(道具)が頭に入っていなければ論理的思考も、数学的思考もうまくはいかないであろう。和田氏の「理科実験は不必要」には、中山氏と同様に反対。日本民族の精神性に重点を置いて、勉強法を説いているが、軸が大戦期の精神性であるので、若干の時代錯誤を感じる。2011/07/03

いえのぶ

0
社会に流通するうそやごまかしに引っかからないしたたかな能力を養成することを目指した本。丸暗記の学習(農耕民型の知性)だけでなく、戦略思考(狩猟民型の知性)も合わせて考えよう。「かしこい決断」をするための7つのポイントはなかなか面白い。冒頭で、福澤諭吉をほめているが、著者が慶応大学卒であることを差っぴいて読む必要がある。 ☆・・ 2011/05/20

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