内容説明
パリ、ルーヴル美術館の至宝、『モナ・リザ』。その謎の微笑みは今も多くの人々を魅了し続けている。この名画の作者レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画のみならずさまざまな分野で傑出していたが、その作品の多くは未完成のまま、もしくは失われてしまい、現在は数えるほどしか残っていない。たぐいまれな才能を持ちながらも放浪の人生を送った「万物の天才」。作品同様謎の多いその生い立ちから最後までを時代・作品とともに読み解いていく。
目次
1 The Background(The Early Renaissance;The High Renaissance)
2 The Beginning(A Spring Birth;The da Vinci Family Background ほか)
3 Florence(The Florentine Period(1469‐1482)
Starting Out ほか)
4 Milan(The Milanese Period(1483‐1499)
Leonardo the Loner ほか)
5 On the Road(The Nomadic Years(1500‐1519)
Family Affairs ほか)
著者等紹介
ディクスン,C.スコット[ディクスン,C.スコット][Rivas‐Micoud,Miguel]
明治大学講師。MHRプランニング代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
25
絵画と自然科学にたけた、究極のマルチ人間。パトロンも凄い。2019/10/04
Akky
4
★★ レオナルド・ダビンチとは言え、パトロン探しに苦労してたのね。作品を確認しながら読めばさらに理解が深まったかも知れない2015/01/04
K
3
ルネサンス期イタリアの予備知識があれば内容もすらすら入ってくる。英文も読みやすい。専門的な語彙は漏れなく巻末のワードリストにあるから苦労しない。2023/07/05
huyukawa
2
美術の用語はさすがにわからなかった。あとはイタリア人の名前。それ意外はわりと読めた。2019/01/26
ゆきこ
1
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯が簡単にまとめられた本。高校の世界史レベルの知識しかないけど、絵画の名前や登場人物の補足があるからすらすら読めて面白い。絵画の深い話とか色々知りたくなったな〜。英語level4だけど、設定の理解が要らない分level3の小説とかよりずっと読みやすいと思う。2023/09/03
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