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内容説明
多メディア時代を迎え、ラジオ・テレビともに地上波の媒体価値の低下が危惧されるなかで、良質の番組を制作・放送し、視聴者の厚い支持を得ることこそが、放送の生き抜く道である。多年にわたって放送界を見守り、放送基準作成にも深くかかわってきた著者が、放送の自主自律と社会的責任が大きく問われるこの時代に、渾身の一書を上梓する。
目次
第1部 放送小史と現況(デジタル化の進捗と対処方法;高まる放送批判―権力の介入と市民運動 ほか)
第2部 放送基準と考慮情報(放送コードとCM表現;多様化する放送への期待とCM時間の総量規制 ほか)
第3部 揺れ動く放送界の動向(放送番組の諸問題―経営姿勢と総選挙;やらせ問題の発覚と取材のあり方 ほか)
第4部 番組・書評・紀行(番組随想;書評 ほか)
著者等紹介
酒井昭[サカイアキラ]
1933年東京生まれ。1958年東北大学教育学部卒。同年山形放送入社。1960年(財)国策研究会調査部勤務、1969年(社)日本民間放送連盟に入り、番組部、放送業務部などを経て1982年『月刊民放』編集長。以後、番組部長、広報部長、事務局長などを歴任し、1996年専務理事、2002年常勤顧問
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