内容説明
「高校を卒業したばかりで進路を決めるのは早すぎる。アメリカの大学で自分探しをしてみよう」―本書は、現在高校生、もしくは高校卒業生で、アメリカの大学の進学を考えている人たちへのアメリカ留学啓蒙書である。日本で初の「留学カウンセラー」として25年以上の実績を持つ栄陽子が、17、18歳の日本人の若者が、アメリカの大学に進学するにあたって考えなくてはいけないことを、あらゆる角度から分析、解説する。また後半には、実際に留学を成功させたアメリカの大学の卒業生たちの体験談や、アメリカの大学システムについての豊富な資料が添えられている。本書によって、留学に対する不安や疑問は、霧が晴れるように払拭されるだろう。実際に留学を考えている高校生だけでなく、両親や学校の先生など、教育に携わっている人たちにも広く読まれたい本である。
目次
1 高校生で進路を決めるのは早過ぎる アメリカで自分の人生を考えよう(大学は大人になる前に自分探しをするところ;自分を試し、自分を見つけられるリベラルアーツ・カレッジ;アメリカ人の教育観を反映したアメリカの大学;アメリカの教育についての考え方;留学で大切なのは英語力よりも学力;留学が人生とどう結びつくか)
2 留学体験記(留学生活をやり通せたことは私の人生の大きな糧に;勉強と仕事で多忙だった留学生活は、私の一生の宝物;アメリカ留学で「自分は何者なのか」の答えさがし;一生懸命、前向きにがんばって得たかけがえのない“財産”)
3 資料編(Liberal Arts CollegeとUniversity;UniversityとLiberal Arts College、どちらが自分に向いているか;メジャーとマイナー;UniversityとLiberal Arts Collegeのカリキュラム;適性テストTOEFL;適性テストSAT)



