“気になる子”と育ち合うインクルーシブな保育―多様性を認め合い、みんなが伸びるクラスづくり

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784805402818
  • NDC分類 378
  • Cコード C2037

出版社内容情報

気になる子もそうでない子も、共に育ち合う保育がインクルーシブな保育です。具体事例から多様性を認め合うクラスづくりを考えます。障害のある子どもも、気になる子どもも、養育に問題のある子どもも、そうでない子どもも、みんなが一緒の場で共に育ち合う保育が「インクルーシブな保育」です。
“困っている子”をクラスから隔てることなく、子ども同士が認め合うクラスづくりのために、保育者は何をしたらよいのでしょうか。具体的な事例から、本人やクラスの子どもの“困り感”を捉え、個別対応とインクルーシブな対応を考えます。担任一人で抱え込まないクラス運営のポイントや、保護者の気持ちに寄り添った対応についても押さえています。

酒井 幸子[サカイサチコ]
著・文・その他

守 巧[モリタクミ]
著・文・その他

内容説明

発達障害をはじめとする“気になる子”の特性を解説。保育の場面ごとに豊富な事例で個別対応とインクルーシブな対応を紹介!クラス担任ができる“インクルーシブ”を意識したクラス運営と保護者対応のヒントが満載!

目次

1章 インクルーシブな保育とは?(インクルーシブな保育の考え方;配慮の必要な子の特性)
2章 事例でみるインクルーシブな保育(一斉活動時に気になる子;対人関係が気になる子 ほか)
3章 インクルーシブなクラス運営(みんなが育ち合うクラスづくり;支援のために視野を広げる)
4章 保護者とつながり、支援を深めよう(保護者との連携;保護者対応お悩み事例集)

著者等紹介

酒井幸子[サカイサチコ]
武蔵野短期大学幼児教育学科客員教授。聖徳大学大学院児童学研究科児童学専攻修士課程修了。これまで東京都公立幼稚園園長、母子愛育会愛育幼稚園園長、武蔵野短期大学教授・同附属幼稚園園長、聖徳大学教職大学院および青山学院大学非常勤講師として勤務。この間、中央教育審議会幼児教育専門部会および特別支援教育部会委員などを務める。現在、武蔵野短期大学附属幼稚園・保育園に統括として関わる。一般社団法人保育教諭養成課程研究会理事

守巧[モリタクミ]
こども教育宝仙大学こども教育学部准教授。聖学院大学大学院人間福祉学研究科修士課程修了。東京都内で幼稚園教諭として10年間勤務する。特別支援教育士。狭山市就学支援委員会委員・狭山市巡回相談員。公益財団法人幼少年教育研究所「『気になる』子どもの保育研究部会」会長。一般社団法人こどものそら「気になる子支援士」代表講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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