内容説明
江戸時代、屋台のそば屋に口のうまい男がやってきた。そば屋をやたらおだてたかと思うと、今度は声を張り上げ、小銭を数えながら代金を支払う。そばで見ていた男は、何やら思案するが…。傑作『時そば』をはじめ、『茗荷宿』『花見酒』『死神』『皿屋敷』の5つの演目を収録。
目次
Time Noodles
The Ginger Hotel
Selling Sake at Mukojima
Death
Okiku,A Ghost Counting Dishes
著者等紹介
中山幸男[ナカヤマユキオ]
NHK学園英語講座監修の傍ら、フリーの通訳ガイド、文筆活動でも活躍。社団法人・日本観光通訳協会元常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
28
落語のテンポが、英語でも伝わる感じ。2019/05/22
Jun
1
さすが落語、どれも短くオチもあって面白かった。茗荷宿のオチは最後の一文まで気付かなかったし上手いと思った。会話文メインだから楽にサクッと読めました。2024/06/06
あおい
1
本棚から探し出し、再読。どのお話しもやはり楽しい。来週はもう一つの方を再読できるといいな。2022/03/14
santana01
1
同じラダーシリーズの『落語』に続き、本書もなかなか楽しめました。「皿屋敷」も落語になるとこうなってしまうのかと感心したり、「死神」のオチには考えさせられるところがありました。ただ有名な「時そば」は少し説明不足の感があったのが残念です。2014/02/12
Riopapa
1
Time Noodles, The Ginger Hotel, Selling Sake at Mukojima, Death and Okiku. I like Okiku best.2013/04/17