内容説明
生命の秘密を解き明かし、死体から人間を造り出した若き科学者フランケンシュタイン。しかし神の領域に足を踏み入れた男を待ち受けていたのは、あまりにも過酷な運命だった。造り手の罪の意識と造られた者の深い孤独と悲しみを描き、生命に対する倫理観を問うSF小説。
著者等紹介
シェリー,メアリー[シェリー,メアリー][Shelley,Mary]
1797‐1851。1797年ロンドン生まれ。無政府主義の先駆者であるウィリアム・ゴドウィンを父に、フェミニズムの創始者とも言われるメアリ・ウォルストンクラフトを母に持つ。詩人パーシー・シェリーと駆け落ちし、ジュネーヴ近郊のレマン湖に滞在していた際に『フランケンシュタイン』の着想を得、19歳で同書を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ
0
42015/12/10
WESTRIVER
0
★★★2014/01/24
一葉
0
題名は知ってても話は知らなかった。こんな惨めな話とは。登場人物みんな哀れ。フランケンシュタインの悲惨な運命には同情するけれど、自分で蒔いた種。自分が得た発見を自分のために使おうとして、創り出された生命の人生とか考えてないしな。2013/07/03
英語多読 in 東北
0
4896843927 horror YL:4.5-5.5 26400 words,evaluation☆ monsterを作り出してしまったフランケンシュタイン博士の苦悩。人間の愛を求め続けて得られなかったmonster 53438902013/05/09
かのくつ
0
何だかんだ言って読んだことなかったけど、本当に惨めでどうしようもない話だよなー。残酷だよなー。コレが出来たのがちょっとおかしくても美少女なら世界は全く変わったんだろうなーと、考えるは日本人。そんなどうでも良い話は置いておいて、まず怪物をつくったのも間違いだけど、フランケンシュタインはせめて、せめても怪物見て逃げるべきじゃなかったよなー。それは無いわー。逃げるのは無いわー。人間が神の領域を犯して作ったものは到底受け入れられない醜いものなんだよ、っていう意味かも知れないけど、創造者の無責任さも見えるよね。2011/12/08