内容説明
「他人本位」であるのは悪いことなのか?―「過剰適応」が人間関係を壊していく。
目次
第1章 まわりに「あわせすぎる」人たちの発見(「良い人」を演じる人;病を育てる「あわせすぎ」)
第2章 父親の孤独(バブル経済崩壊が父親を変えた;「あわせすぎ」を強制する会社 ほか)
第3章 母親の孤立(お母さん的過剰適応;母親の不安と孤立 ほか)
第4章 「あわせすぎる」子ども(引きこもり系と過剰適応系;子ども社会の不文律 ほか)
第5章 まわりに「あわせすぎない」ために(物理的、役割的に距離を取る;子どもが「あわせすぎ」だったら;子どもたちへの提言;「あわせすぎ」な人たちへの対処法)
著者等紹介
名越康文[ナコシヤスフミ]
1960年生まれ。精神科医。大阪府立中宮病院(現・府立精神医療センター)の精神救急病棟の設立に尽力、責任者を経て同病院を’99年に退職。臨床をおこなう傍ら、テレビ、ラジオ、雑誌、映画評論など幅広く活躍
ロブ@大月[ロブオオツキ]
1975年生まれ。ノンフィクション作家。インターネット上のコミュニケーション構造と、社会変動と若者の生態の変化を中心に取材や執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。