内容説明
アメリカ南北戦争さなかの1861年。マーチ家の四姉妹は、大好きな父を戦争に取られ、貧しく、クリスマスプレゼントも用意できない寂しいクリスマスを迎えていたが…。四人姉妹が「Little Women(小さな婦人たち)」へと成長する、愛情に満ちた泣き笑いの日々を描いたオルコットの代表作。理想の家族、理想の女性を描いた小説として、1868年の発表から1世紀以上経った現在も読み継がれている。
著者等紹介
オルコット,ルイザ・メイ[オルコット,ルイザメイ][Alcott,Louisa May]
1832‐1888。アメリカ、ペンシルヴァニア州に生まれる。父親はソローやエマソンなどの思想家とも親交のあった哲学者で理想主義者。教育熱心な家庭に育ち、南北戦争に看護婦として従軍するなど、慈善活動や社会改革活動に参加。のちに少女向けの小説を書くようになり、家族をモデルにした『若草語物』で名を馳せた
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