内容説明
市制施行から戦後まで大都市へと変貌する近代横浜の政治構造を解明する。
目次
第1部 市政機構の分析(戦前期横浜市長と市政構造―制度と人事を通じて;市会と参事会―党派と議員の数量的分析;都市専門官僚制の形成と市政運営―久保田政周市政期を中心に)
第2部 地域と政党(大正期都市近郊における地方名望家と地域政治―大綱村飯田助夫の政治活動;市域拡張と地域政治―一九二七年横浜市第三次拡張をめぐって;都市における政党組織とその基盤―普選期における横浜市街地及び周辺部を中心に)
第3部 市政における政党と官僚(平島吉之助と横浜市政―地方政党支部の日常活動;内務官僚と地域政治―地方官時代の半井清;戦中戦後の横浜市政―「協調市政」体制の終焉)
著者等紹介
大西比呂志[オオニシヒロシ]
1955年香川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。早稲田大学社会科学部講師、横浜市嘱託
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