内容説明
いわゆる人間性がそこなわれ生きている意味は何なのかと拭えぬ疑いに苦しむ人もいる。救いがたい利個主義者たちが力を弄んで不調和を生み出す。力への偏りは排他的体系へと人々を誘引し世は危さを孕む。理性に欺かれている時でない。感性に魅了さるべき時なのだ。今なお際立つ表現主義を学ぶ。
目次
1章 表現主義の全体像
2章 新たなパトス
3章 表現主義と「醜」の美学
4章 救いがたい自我
5章 遊び心が世界を拓く―ヤーコプ・ファン・ホディス
6章 エルゼ・ラスカー=シューラーの詩的真実
7章 カール・アインシュタインの「芸術を紐帯とする新たな世界像」
8章 破壊による創造と知的再構成―カール・アインシュタイン『二十世紀の芸術』の視座から
終章
著者等紹介
鈴木芳子[スズキヨシコ]
1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。ドイツ文学者・翻訳家。『ベビュカン』にてマックス・ダウテンダイ翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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