内容説明
自分らしく老い、自分らしい最期を迎えるには?アーミッシュの人々とその生活を調査して三〇年。自らの老いを意識し始めた時にもアーミッシュの人々はどう対処しているのか考えました。「主は与え、主は奪う」皆がそれぞれの場所で、それぞれの役割を果たすアーミッシュの高齢者たち。その生き方と考え方を詳細に紹介。
目次
第1章(アーミッシュはどのような人たちか;堅固な信念を持ち、柔軟に生きるアーミッシュ;アーミッシュの高齢者 長寿と活力の秘密;アーミッシュのツーリズムと高齢者;非日常を楽しむ―アーミッシュの愉しみ、いま昔)
第2章(アーミッシュの死生観;どこで最期を迎えるか;日常の暮らしの中の高齢者介護;アーミッシュの高齢者介護を支えるネットワークの力;『バジェット』―アーミッシュのネットワークと絆を紡ぐ新聞)
第3章(失われた家族コミュニティーと地域コミュニティー;日本の農村部における「結」の消失;信仰に支えられたアーミッシュの「結」;新たなコミュニティーのあり方―中国佳林市の事例;新たなコミュニティのあり方―アメリカの高齢者向けリタイアメント・コミュニティー、「フォーラム(The Forum)」の事例
高齢者が暮らしやすいコミュニティー―アーミッシュとの共通点)
著者等紹介
堤純子[ツツミジュンコ]
1957年生まれ。学習院大学文学部英米文学科卒業後、15年以上翻訳の仕事に携わる。その後現在まで、小学校英語講師、小論文添削指導、及び塾講師として、小中高校生の学習指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
OHNO Hiroshi
アーク
AYA
vonnel_g