アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」 自社のカルチャーを変革し続ける - リーダーシップ×フレームワーク

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アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」 自社のカルチャーを変革し続ける - リーダーシップ×フレームワーク

  • 著者名:江川昌史【著】
  • 価格 ¥2,035(本体¥1,850)
  • 日本実業出版社(2018/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784534055200

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内容説明

総合コンサルティング企業が本気で挑んだ自社の「働き方改革」!

世界55か国、200都市以上に拠点をもつアクセンチュア。ところが、その日本法人は数年前まで「激務だ、不夜城だ! 」と揶揄され、「収入は高いが仕事はキツイ」の典型企業でした。

体力、気合、根性に象徴される体育会系カルチャーのもと、社員は疲弊し、長時間労働やハラスメントなど労務上の問題も常態化。
強い危機感を抱いた江川社長は、2015年1月、自社の働き方改革「Project PRIDE(プロジェクト・プライド)」に乗り出します。

改革は、労働時間や労働環境の改善だけでなく、社員の意識とカルチャーを根本的に変えていくことから始まりました。
課題が明らかになるたびに、リーダークラスを巻き込みながら新しい仕組みや制度へと落とし込み、組織全体に波及させていきます。

全社をあげて改革に取り組んで約2年半。残業の削減、離職率の減少、ハラスメントの撲滅、採用人材の多様化、女性の活躍推進……、さまざまな成果が生まれました。
生産性や収益性も向上し、次なる成長ステージに向け、新たな取り組みも始まっています。

なぜ、アクセンチュアは変わることができたのでしょうか。
本書では、プロジェクトの全貌を通して、リーダーシップのあり方、チームマネジメント成功のノウハウを紹介します。

企業経営者、経営幹部、人事・マネジメント部門のビジネスパーソンなどにおすすめしたい一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコタ

36
改革に対して最も厄介なクライアントが”アクセンチュア”。社長自らが働き方改革の指揮を執り強力なリーダーシップにより推進する。結局は会社の風土を変えるためにはまず強力なリーダーが必要。そして動機付け。グローバルレベルのプロ集団を目指すには草野球ではなくメジャーリーグ。退職せずに八丈島でそのまま在宅勤務をすることになった女性の実話。改革の成果として残業の削減、離職率の低下、有休取得率上昇、女性比率向上。ホームページのProjectPrideに詳しい。2020/05/04

帯長襷

3
企業をPRする本ではあるが、今現在、世間の指標となっている女性活躍のアワードなどもいくつか取っており、「有言実行した」組織であることが明示されることとなっている。そちらの方が素晴らしい。コンサルとして他社にアドバイスする立場で、その組織が実行できてなかったら説得力がないからね。学者が書く働き方改革本の方が懇切丁寧に説明されているかもしれないけど、結局は自らは実行したことがない人たちだから。本にしたからには実行する、実務家として大切だと考えます。2022/02/28

solaris

3
とても参考になりました。アクセンチュアという企業に興味があって読みました。2015年から始まった社内働き方改革「プロジェクト・プライド」。企業文化のPRのような書き方が人によっては気に入らないかもしれませんが、社内意識改革の構想、スタートアップからリーダー層のコミットメント、マネジャー以下への浸透、実施に当たっての留意点が丁寧に書かれている。これを元にして構想草案が作れそうなくらい。企業と従業員との関係性が今後変わっていくだろう、と書かれている通り。2020/07/01

uta

3
私達が目指すのは、単なる早帰り運動ではない。きちんと今までと同じくらいの品質を保ちながら、余白をつくっていくこと。 自分がやるべき仕事を時間内に収めるよう努力して、帰るのであれば、まったく問題はありません。しかし、終わっていないのに「今日は所定時間働いたので帰ります」というのは責任感の欠如です。 残業しなければパフォーマンスの出ない人は、やがて厳しい状況に追い込まれていきます。生産性が問われているのです。2019/03/03

tkokon

3
【意識改革】仕事の予習として。アクセンチュアの働き方改革。そうか「タクシー・徹夜をしてこそ一人前」なコンサルは過去の遺物になりつつあるのか。アクセンチュア展開方法は、コンサルらしく手法がきっちりしており、着実に一つずつ進めている印象。特に、活動のモメンタムを得るための仕掛けや発信は見習う点が多かった。一方で、一番知りたかった「クライアントへのアウトプットの質を担保しつつ労働時間を削減する方法」はよくわからなかった。今週お会いする方に聞いてみよう。2017/09/23

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