内容説明
謎多き三重の特殊な世界を徹底解明。
目次
第1章 伊勢神宮だけじゃない複雑怪奇な三重県史
第2章 標準形が存在しない三重県人の正体とは?
第3章 ほとんど名古屋な北勢 食事も言葉も一緒?
第4章 県庁も歴史もあるけどパッとしない中勢
第5章 鈴鹿山脈で大分断 関西圏・伊賀の特殊性
第6章 神秘の土地が広がる南勢・東紀州の真実
第7章 三重のミステリーは半端じゃなかった
著者等紹介
昼間たかし[ヒルマタカシ]
1975年岡山県生まれ。ルポライター、著作家。岡山県立金川高等学校・立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
49
県外の人から見たらそう見えるのかもしれないが、なんとなく当てはまらないことが多くて、他のシリーズも読んでみようと思ったがやめる。確かに昭和の残骸が残る古い街だけど、まぁええやん。2021/03/13
ジンベエ親分
41
おお!このシリーズ、文庫化されてるのか!これは嬉しい🎵 でもまだ一部だけらしいけど。 三重県には住んだことはないのだけど、たまたま三重県に行った時に本屋に寄ったら置いてあったので購入。何となく三重県って東海地方に区分されてるけど関西だよな?と思っていたのだが、本書を読むと改めてこの県の地理的また歴史的背景に起因する複雑な現状を、丁寧な取材と的確な分析で読ませてくれる。バイク乗りとしてはやはり鈴鹿は別格としても、南紀が好きなんだよねぇ。この日本という国を知るためにも必読のシリーズ、と言っておこう🎵2019/03/20
AM
2
お手軽な時間潰し向けの一冊かと思いきや、しっかりとした骨のある作品でした。お人好しだが計算高い、県としての一体感はまるでなく、今でも色濃く昭和以前の息遣いが残っている…ご指摘の通りです(笑)2019/05/04
すうさん
1
面白おかしく読めたが、地域によってはお怒りになられる方もお見えでしょうね。三重県は縦長で結構東西南北で土地文化も違う。北勢は名古屋圏、伊賀名張は大阪圏、紀州は和歌山文化圏、なんて説は中南勢部に住む私にとってはおおむね当たっている感じはしました。その中南勢地区も、「県庁もあるけど、松阪牛と伊勢神宮以外はパッとしない」といわれてすごすご引っ込むのは三重県人性かも。他の県の「これでいいのか」シリーズも出ているが、住んでない地域にあまり興味もなく偏見にあふれるのできっと読まないだろう。2023/07/05
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