内容説明
数々の恐怖体験に襲われた、北野誠が語る怪談話の決定版。あの番組でも放送され、大きな話題を呼んだ「ホワイトハウス」、「京都幽霊マンション」、などの生体験もすべて収録。恐怖体験の数々を「超」怖い話の加藤一が綴る。
目次
赤襦袢
鏡
写真
モコモコ
電話
岩
旅館
1901号
ハーッ、ハーッ
トンネル
地蔵
出る部屋
ホワイトハウス
声
あめふり
マンション
著者等紹介
北野誠[キタノマコト]
1959年1月25生まれ。東京を中心に大阪、名古屋でも活躍中
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。実話怪談本「超」怖い話の共著者。守備範囲は、デジタル家電雑誌から怪談まで。心霊落語を愛する実話怪談の実験者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
86
北野誠さんの「おまえら行くな」は竹書房から出ているシリーズを読んだ事はあるが、その前に発売されたもの。2006年刊行。実話怪談体験集。子供の頃から霊的なものを感じてしまうという北野さん。幼少期や学生の頃の体験談から、一龍旅館、小坪トンネル、新潟のホワイトハウス、小峰トンネル、京都幽霊ホテル、1901号室での怪異現象。テレビで放送されて話題になったものもあるという。2025/06/08
J7(読メ低浮上中)
36
北野誠さん、わたしは『探偵ナイトスクープ』の探偵の一人、としか認識してなかったんですが、後に怪奇リポーターとしての活躍も有名なんだと知りました。子供のころから、霊的なものを見て感じてしまうという北野さん。その“初めての目撃”から芸能人になるまでに体験したひとつひとつのエピソードが怖い。北野さんの人格を反映した文章だからか、ほかの怪談本と比べてもラフに読める印象があります。こわいけど、テレビから心霊系の番組があまり見られなくなった今、ちょっと一昔前のホラー番組の本格(?)的な怖さを思い出して読めました。2016/06/09
Smith, Ordinary. Person.
2
代表的心霊担当タレントの一人、北野誠氏の体験談を、自称「怪談コレクター」の加藤一が書き起こした怪異体験集。 『新耳袋』に掲載された話、怪談専門誌『幽』に掲載された話、番組ロケで体験しかつ放送もされた話もあるので、目新しい怪談は少ない。 だが同じ怪談を、体験者自身の視点から読んでみるのも、また読み比べてみるのも面白いかもしれない。
Fumitaka
1
『赤襦袢』襦袢も最近だとあんまり見ないよな。じわっと来る。『鏡』「まあ、そういうことにしようや」そう考えることにして終わらせたいこともあります。『写真』見える人にしか見えないのか。『モコモコ』電気が点いたり消えたりするのはうぜえ。『電話』皆が体験したならば何かがあったのだ。『岩』登らなくてよかった。しめ縄がついてるならそうなんだろうな。自然に風化するほかないのか。『旅館』正体不明。『1901号』新耳袋にあったやつだ。2021/03/05
読書行きの電車に乗ろう
1
読みやすかった。あっさりした話も多かったけど、1901号とマンションっていう話が真実味があって面白かった。2018/11/13
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- 和書
- あわいに開かれて