北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化―貞享四年松坂滞在日記を読む

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北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化―貞享四年松坂滞在日記を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896292671
  • NDC分類 915.5
  • Cコード C0095

内容説明

江戸前期、歌人・俳人・国学者として活躍した北村季吟(一六二四~一七〇五)は、代表作『源氏物語湖月抄』ほか優れた古典の注釈書を著し、晩年は幕府歌学方をつとめた。また俳人松尾芭蕉を輩出するなど、国文学史上におおきな業績を残した。貞享四年(一六八七)、季吟が六四歳のとき、伊勢神宮参拝に出掛けて松坂(現松阪市)に一カ月余り滞在した。その滞在日記『伊勢紀行』は、当時の松坂の様子を活き活きと描いて興味深い。本書は、江戸期の松坂の町を記した最古級の記録といわれる『伊勢紀行』を丁寧に翻刻して、大意、注解を施してわかりやすく解説した。さらに『伊勢紀行』を手がかりにして当時の松坂の人びと、社会、文化などを丹念に掘り起こした。後年、国学者本居宣長が活躍し、松坂文化はいっそう盛んになるが、その前史ともいえる、黎明期の松坂文化に鍬を入れた画期的な労作がついに成る。

目次

1 季吟『伊勢紀行』とその時代(松坂の町の歴史と商人たち;伊勢・松坂の文芸―俳諧を中心として;北村季吟と松坂の人びと)
2 季吟『伊勢紀行』を読む(『季吟伊勢紀行』―原文と注解編;『季吟伊勢紀行』―補注編)
3 その後の北村季吟と松坂(帰京後の北村季吟;村田元次とその蔵書;嶺松院歌会の始まり)

著者等紹介

井上正和[イノウエマサカズ]
松阪市愛宕町、屋号「井筒」の長男として昭和21年8月出生。三重県立伊勢高等学校昭和40年3月卒業。三重県立大学医学部(現国立三重大学医学部)昭和46年3月卒業。同大学小児科学教室入局。昭和53年、「白血病患児の感染症に対する支持療法の研究」により博士号授与。昭和55年7月、山田赤十字病院(現伊勢赤十字病院)に転勤。三十年間の小児科勤務の後、平成23年3月に退職。現在、同病院健診センター嘱託医として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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