内容説明
蒸気機関車がなくなるころ、その陰で旧型電気機関車も相次いで主役を退いた。その後に誕生した新型さえも、合理化や技術革新によって世代交代を余儀なくされ、すでにその多くが私たちの前にない。本書は、そんな「電機」の晩年を、記憶の彼方からよみがえらせた。テーマを昭和50年代の直流電気機関車に絞り、さらにモノクロでまとめた。
著者等紹介
山本英登[ヤマモトヒデノリ]
1955年香川県生まれ。ヨンサントウ(昭和43年10月)のころから鉄道に興味を持ち始め、中学、高校、大学時代に、蒸機を追いかけ北海道から九州まで日本中を旅する。キネマ旬報社刊「蒸気機関車」誌に強い影響を受ける。現在メーカー勤務
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