内容説明
看護を行ううえで、呼吸ケアはどうしても覚えなければならない看護技術。本書では、基本的な呼吸生理、呼吸不全患者の評価、人工呼吸器の構造とメンテナンス、気道管理、換気モード、人工呼吸器の設定、人工呼吸中のモニタリング、人工呼吸患者の看護、呼吸理学療法、そして疾患・病態別の呼吸管理を網羅してある。
目次
1 基本的な呼吸生理
2 呼吸不全とその評価
3 人工呼吸器の基本的な構造とそのメンテナンス
4 人工呼吸管理の実際
5 気管内挿管に伴う合併症と気管内吸引
6 病態および症候別呼吸管理
7 人工呼吸管理における看護
8 呼吸理学療法の要点
著者等紹介
氏家良人[ウジケヨシヒト]
1975年札幌医科大学医学部卒業。札幌医科大学麻酔学講座研究生。1985年札幌医科大学麻酔学講座講師。1986年旭川赤十字病院救命救急センター麻酔科部長。1987年札幌医科大学附属病院救急集中治療部講師。1991年米国ピッツバーグ大学移植外科に留学(文部省在外研究員)。1995年宮崎医科大学救急医学講座助教授。1998年北海道立小児総合保健センター手術部部長。2000年岡山大学医学部救急医学講座教授。麻酔標傍医。日本麻酔学会麻酔指導医。日本救急医学会認定医。日本透析学会認定医。日本救急医学会指導医。日本集中治療医学会専門医。学会は、日本呼吸療法医学会(理事)。日本救急医学会(評議員)。日本臨床救急医学会(評議員)。日本集中治療医学会(評議員、広報委員)。日本小児麻酔学会(評議員)。日本麻酔・集中治療テクノロジー学会(評議員)など。著書(分担執筆)に、『よくわかる人工呼吸テキスト』南江堂、1998年。『臨床看護セレクション6 人工呼吸管理のすべて』へるす出版、1998年。『CPR:救命蘇生』メディカル・サイエンス・インターナショナル、1998年。『人工呼吸療法:最近の進歩』克誠堂、2000年。『ポケット版シリーズ クリティカルケアマニュアル』照林社、2000年など
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