内容説明
アジアに住む君と同じ年の友だちは、毎日どんなことをしているんだろう?どんなことになやんだり、ドキドキしたり、ワクワクしたりしているんだろう?さあ、4人のアジアの友だちから、手紙がとどいたよ。
著者等紹介
大貫美佐子[オオヌキミサコ]
東京外国語大学インドシナ科卒業。ミャンマー(ビルマ)の言語・文学を専攻。現在、ユネスコ・アジア文化センター図書・識字開発課にて、児童向け教材の開発を担当。一方、アジアの多様な魅力、価値観、宗教観を多くの日本人に知ってもらいたいという願いから、異文化理解教育に関する活動をしている
スズキコージ[スズキコージ]
アーティスト。ミュージシャン。20歳のころ、新宿歌舞伎町の路上で初の個展を開く。以来、多数の絵本や画集を出版している。最近では、画家として数多くの個展を開くかたわら、自らのワンマンバンド「コージズキンバンド」を結成し、アートと音楽を交えたユニークなライブ活動を展開している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
37
ミャンマーとラオスの子供からの手紙、という形でそれぞれの国の習慣や伝統行事、特産品などを紹介している。神話のような伝説(?)も交えて、民族の歴史と生活に根差した固有の良さが伝わる。スズキコージさんの絵が、文にピッタリで迫力があった。巻末に地図が付いているが、ラオスの東側にベトナムの表記がないのがとても気になった。??? 光村教育図書、2001年9月第1刷。2020/06/20
ヒラP@ehon.gohon
25
ミャンマーとラオスの子どもたちの手紙から、そこの文化を垣間見ることが出来ました。スズキコージさんの絵が凄いです。2020/11/16
gtn
24
ラオスのヒンドゥー教説話が興味深い。神様なのに、知恵比べに負け、首を落とされてしまう。これは、”革命”の比喩か。だが、その首が転げ落ちないように、七人の娘が支えあったという。革命者にも後ろめたい思いがあったのだろう。ラオスの国民性が偲ばれる。2021/06/09
たまきら
17
なんだなんだこの不思議な世界は!絵本なのか呪詛の本なのか。オタマさん大興奮。子どもの頃から早池峰神楽やバリ舞踊見せてるから、お獅子系を愛してるのです。インドネシアに行きたくなってきたそうです。2016/02/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
イチャリバ、チョーデーとは、沖縄の言葉で「出会えば、みなきょうだい」という意味だそうです。この絵本のアジアとは、ミャンマーとラオスを指します。人々の暮らしぶりとそのパワフルさが伝わってくる絵本です。スズキコージさんの絵がイメージぴったりです。2020/06/01
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