ウィトゲンシュタイン 明確化の哲学

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ウィトゲンシュタイン 明確化の哲学

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772872
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

考えるな。見よ!
つい深く考えることなしに常識や当たり前にとらわれ、型にはまった考え方をしてしまう私たちに、ウィトゲンシュタインは別の見かたを差し出し、言葉を明確にし、明晰に語り、真面目に思考することを求める。後期ウィトゲンシュタインを深く読み、対話、像、規則の問題、言語ゲーム、私的言語論などのエッセンスをわかりやすく解きほぐしながら、知的に誠実であることを貫いたその哲学的思考の営みにふれる、心ゆさぶる入門書。

内容説明

つい深く考えることなしに常識や当たり前にとらわれ、型にはまった考え方をしてしまう私たちに、ウィトゲンシュタインは別の見かたを差し出し、言葉を明確にし、明晰に語り、真面目に思考することを求める。後期ウィトゲンシュタインを深く読み、対話、像、規則の問題、言語ゲーム、私的言語論などのエッセンスを丁寧に解きほぐしながら、知的に誠実であることを貫いたその哲学的思考の営みにふれる、心ゆさぶる入門書。

目次

序章 ウィトゲンシュタインを読む
第1章 アウグスチヌス的言語像
第2章 言語ゲーム
第3章 規則の問題
中間のまとめ 地に足をつけて立つ
第4章 私的言語論
第5章 二元論と科学主義の間で
第6章 相対主義
終章 ウィトゲンシュタインのはしご

著者等紹介

大谷弘[オオタニヒロシ]
1979年京都府生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程満期退学。博士(文学)。現在、東京女子大学現代教養学部准教授。専門は西洋哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ころこ

30
本書には各章の最後にまとめがあり、中間まとめというのも差し挿まれています。更に終章はここまでの議論を数ページに要約しています。哲学の議論に慣れていない読者のためというのでもあり、まとめの存在こそが言語ゲーム=実践においての読者との間の明確化であるという本書の主張に即した著者の配慮にみえます。本書の議論は『哲学探究』に代表される後期の言語ゲームと前期の写像理論(アウグスティヌス的言語像)を比べ、一見すると理系的な写像理論の方が明確にみえるのに対して、輪郭をぼやかしているような相対主義の言語ゲームの方が明確で2020/11/17

ケー

5
ウィトゲンシュタイン大好きな人からしたらどう思うんだろう。自分のような似非ウィトゲンシュタイン好きからすると、「家族的類似」の話とか聞きたかったなぁという気分。2020/10/24

脳疣沼

3
私的言語論や、規則の問題など、本書を読んではじめて、そこで問題となっていることが理解できた気がする。これまで、ウィトゲンシュタイン 関連の入門書を色々読んできたが、いまいち分かっていなかったポイントが詳しく解説されていて嬉しい。でも古田の『はじめてのウィトゲンシュタイン 』の方が入門には適していると思う。どちらも良い本なのは間違いない。ウィトゲンシュタイン に関しては昔の本も含めて良い解説書ばかりだなぁと思う。2021/02/08

えだ

1
「ある人が何かを言い、別の人がその言葉の否定を口にするとき、我々はそこに真理に関する対立があるのだとただちに思い込んでしまう。」 (しかし)「我々の実践は多様であり、ここに対立が存在することは自明ではないのである。(…)対立が存在するかはその実践のディテイルを見ないことには理解できない。」 「我々は不可解なものをまず不可解であると認めた上で、その人々に応答し、理解しようと努めるべきなのである。この意味で、「よく見る」ことこそが世界を適切に捉える道である。」2021/02/20

Kchan

1
一回読んだだけでは、理解度3割程度… 言語ゲームは、別の書籍で名前は知っていたが、理解を少し深めることが出来た。 像とモデルという話が出てきたが、経営学的ではメンタルモデルの話⁈として読むと、理解が出来たかも。 言語ゲームは、目に見える言葉だけではなく、「見る」必要があるが、現代だとチャットにおけるスタンプなどにおける言語ゲームの解釈について考えてみるのも面白いかもと思った。2020/10/20

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